県庁の働き方・職場環境改革推進会議
2023.06.28 17:43
- 県庁職員の働き方改革と、職場環境の改善を目指す新たな会議の第1回会合が、28日、開かれました。
- 奈良県では、長時間労働によるうつ病が原因で職員が自殺する問題があり、去年5月に奈良地裁から約6800万円の損害賠償の支払いを命じる判決が出ています。これらを受け山下知事は、知事、副知事、各部局長などが参加する県庁の働き方・職場環境改革推進会議を設置し、県庁改革を推進していく方針を示していました。28日の会議では、人事課や職員から相談を受けている保健師などから事例について報告が行われました。また部局長からは、部や課の職員の定数と業務量のバランスの見直しが必要ではないかなどの意見が出されたということです。
- 山下知事
- 「県庁が魅力ある職場になるための改善・改革を全庁をあげて取り組んでいきたいと。職場環境を改善して職員のやりがいを高めて、そしてよい仕事をして県民にお返しすると、そういった好循環を図っていきたいですね。」
- 第2回は人事コンサルタントを交えて7月に開かれる予定で、年度内には提言を出せるよう進めていきたいとしています。