ネット上の仮想空間「メタバース」で 宇陀市が移住イベント開催
2023.02.24 16:57
- 宇陀市が、インターネット上の仮想空間「メタバース」で、田舎暮らしや起業に関心のある人を対象にしたイベントを23日、開きました。
- 宇陀市内の移住体験施設。コンピューターとつながった画面には、インターネット上に作られた3次元の仮想空間「メタバース」の世界が広がります。この「メタバース」を舞台にしたイベントには、田舎暮らしや起業に関心がある人、宇陀市に移り住んだ人、市の職員などが集まりました。
- 参加者は、自宅などの端末からインターネットを通じてこの空間に入り、顔や服装を自由に選んで作る、アバターと呼ばれる分身で会場内を巡ります。そして、市長のメッセージ動画を観たり、市の職員から移住に関する説明を受けたり、先輩の移住者と会話して生の声を聞いたりしながら、宇陀市に住むことや起業することへのイメージを思い描きました。
-
- 宇陀市地域振興課 田中英伍さん
- 「このイベントに参加したからといってすぐ宇陀市に移住しようとはならないと思いますが、緩やかなつながりを持って帰ってもらうことで(次に)宇陀市に来た時に寄る所が一つ増えたり、何か新しいことに挑戦するきっかけになればと思っています。」