東大寺参道で暴走 2人死傷 運転手の男 起訴内容認める
2024.11.21 18:56
- 2024年2月、東大寺の参道で暴走した車が歩行者をはね、2人を死傷させた事件で運転手の男の初公判が21日開かれ、男は起訴内容を認めました。
- 裁判で過失運転致死傷の罪に問われているのは、奈良市在住の無職・池永明被告79歳です。起訴状などによりますと池永被告は、2024年2月25日歩行者専用道路である東大寺の参道に車で侵入、ブレーキとアクセルを踏み間違えて車を暴走させ歩行者2人をはね、1人に重傷を負わせ、台湾出身の男性1人を死亡させたとされています。
- 21日の初公判で池永被告は「間違っておりません」と起訴内容を認めました。池永被告は、参道沿いの土産店に荷物を運んだあとで、事故を起こしたとされています。
- 次回の裁判は、2025年1月29日に開かれる予定です。