奈良県が来月プロジェクト開始 家庭での二酸化炭素排出量削減へ
2025.04.18 21:13
- 山下奈良県知事は18日の定例記者会見で脱炭素社会に向けた取り組みとして、家庭から排出される二酸化炭素の削減を目指すプロジェクトを5月に始めると発表しました。

- 県によりますと2021年度に県内で排出された二酸化炭素の量は478万トンでした。このうち家庭部門が占める割合は29.8%で全国平均の17.3%を大きく上回っているといいます。
- 県が18日発表したのはCO2をみんなで減らそうという目標を文字でも表現した、「みんなで減CO2(げんこつ)プロジェクト」です。
- このプロジェクトでは県内の小学4年生から6年生を対象に環境に配慮した商品などを示す「エコラベル」について学ぶキットを配布するほか、「買い物で環境に貢献できること」などをテーマに出前授業などを行うということです。
- 山下知事
- 「子どものうちから学習することでエコラベルの付いた商品を自ら選んで買ってもらうそういう購買行動を通じて二酸化炭素の排出を減らせる県民に育ってほしい」

- 県は、子どもたちが学ぶことで家庭での買い物が変化することを期待しています。