金融機関に虚偽申込 県警 ２０代の女性職員を免職処分
2024.07.12 19:03
- 借金の返済のために、金融機関に虚偽の申込みをして口座を開設したなどとして、県警は１２日、県警本部に勤務する２０代の女性職員を免職処分とし、発表しました。
- 県警によりますとこの職員は、２０２２年６月ごろから約１年間ホストクラブに通い、売掛金の返済のためにあわせておよそ６０００万円の借金を抱えていたといいます。
- その返済のために２０２３年１月から３月までの間、２回にわたって金融機関に虚偽の申込みを行い、入手した口座の情報を第三者に譲り渡していたということです。この他にも借金返済のために許可を得ないまま副業で収入を得ていたといい、県警はこの職員を詐欺などの疑いで１２日付で奈良地検に書類送検しました。
- 職員の処分を受けて県警の中田顕一郎首席監察官は「警察への信頼を損ねる行為で誠に遺憾であり、深くおわび申し上げます」とコメントしています。
