飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 大和三山を山単体で資産としてカウントへ
2023.08.18 19:10
- 県などが世界遺産登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」について、これまで一つの資産とされていた大和三山を、今後、山ごとに分けて資産とすることが分かりました。
- これは、県と橿原市、桜井市、明日香村で構成する、世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会が発表したものです。それによりますと、国の名勝として一体とみなしていた大和三山を、今後は山ごとに分けて資産とし、推薦書の構成資産に記載するということです。これにより、構成資産の数は20件から22件に変更されます。「飛鳥・藤原」を構成する資産は、これまで「史跡・特別史跡・名勝」を単位としてきましたが、世界遺産登録のルールでは、物理的に離れているものは分けてカウントすることになっており、今回の変更はそれに対応するものです。協議会では、2026年の登録に向けて2024年の推薦候補選定を目指しており、地元向けの説明会を20日に橿原市で、26日に明日香村で行う予定です。