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奈良のニュース
法隆寺の修正会で使用 菜種油と灯芯を奉納
2024.09.25 19:22

 世界文化遺産・法隆寺の正月の伝統行事、修正会で使用される菜種油と灯芯を地域の人々が奉納しました。


 境内にある聖霊院では、25日朝、斑鳩町と安堵町の関係者が集まり法隆寺の古谷正覚管長に灯明の燃料となる菜種油と灯りをともす灯芯を手渡しました。


寺では、奈良時代から続く伝統行事、修正会で灯明に使う良質の油が手に入りにくくなっているといいます。


これを聞いた斑鳩町で遊休農地の解消を目指す推進委員会が栽培した菜種油を、そして安堵町でイグサを栽培する保存会が灯芯を奉納し、今年で10年目になります。


最後に古谷管長が「昔から続く様々な法要で使わせていただきます」と感謝の言葉を述べました。


斑鳩町・中西和夫町長

「これからも法隆寺で色々な形で利用していただけるように農業委員会と協議しながら進めていきたいと考えております。」