世界遺産登録を目指して 「飛鳥・藤原」世界遺産推薦書素案を提出
2024.04.15 19:40
- 県や橿原市、明日香村などからなる協議会は15日、世界遺産登録に向け推薦書の素案を文化庁に提出しました。
- 「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は宮殿跡や仏教寺院跡などで構成されています。2023年7月には国の文化審議会からユネスコへの推薦の課題として資産の保護を万全とするための取り組みや国際的な理解を得るための説明などがあげられていました。その対応として史跡の追加指定を進めたほか、海外の世界遺産有識者を招きアドバイスをもらうなどした成果を素案に盛り込んだといいます。
- 山下知事
- 「22の構成資産は長い間地域の人々が守ってきたものであり奈良県だけではなく世界の人々にとって非常に価値があるものと考えております。世界遺産登録に向けてまい進する所存でございます」
- 今後は、2024年度中に文化審議会での国内推薦、2026年の世界遺産登録を目指すということです。