発行事務のなかで発覚 身体障害者手帳とマイナ紐付けミス1件
2023.08.08 18:42
- 県は8日、身体障害者手帳の発行事務で別人のマイナンバーを紐付ける誤りが確認されたと発表しました。
- 身体障害者手帳は市町村からの申請を受けて、県が発行事務を行っています。別人のマイナンバーを誤って紐付けていたのは2020年に交付の新規申請を受けて発行した1件です。この年の4月、申請を受け付けた市町村が同じ市町村に住む身体障害者手帳の所有者のマイナンバーを、申請者のマイナンバー欄に誤って記載し、県に送り届けていたことが原因といいます。ことし6月22日、県が手帳の再交付事務を行った際に、登録済みのマイナンバーと異なることに気付き、紐付けの誤りが発覚しました。県によりますと、この紐付け誤りによる不利益はなかったといい、また県の紐付け作業よりも前に、番号の本来の持ち主が死亡し、マイナンバーが失効していたことから、個人情報の流出はなかったといいます。