年の瀬の恒例行事 薬師寺で「お身拭い」
2023.12.29 17:57
- 1年間に積もった仏像のほこりを払う年末の恒例行事「お身拭い」が、奈良市の薬師寺で行われました。
- 身体の病や心の病にご利益があるとされる薬師如来。
- 金堂では、国宝の薬師三尊像の魂を抜く法要が営まれ、お経を唱える声が響くなか、僧侶らが本尊にのぼって「お身拭い」が行われました。
- 午前中の餅つきに使われたお湯で布を清めながらほこりを丁寧に拭き取っていきます。
- 人々の健康を見守り、悩みや苦しみを分かち合ってくれた仏に感謝して、心も清らかにする「お身拭い」。
- 参拝者は、黒光りする本来の姿を取り戻した薬師三尊像に手を合わせ、無病息災を祈りました。
- 参拝者は「1年間 無事に過ごせて感謝しています。(来年も)孫たちと息子や娘が幸せに暮らせたらいいのと、まわりの人全部が幸せに暮らせますように」と話していました。