インフルエンザ注意報レベルに 県医師会 年末年始を前に感染予防呼びかけ
2024.12.19 18:35
- 県医師会は19日の定例会見で、感染の急増に懸念を示し、年末年始を前に感染予防に努めてほしいと呼びかけました。
- この中で、県医師会の安東範明会長は、自身が経営する医院でも、インフルエンザの患者が今週の前半から急増しているとして、危機感を示しました。
- 県医師会 安東範明会長
- 「皆さんのご家庭とか、あるいは親戚にもご高齢の方がいるかもしれません。若い人に特に言いたいのは、うつさないように、やさしい心構えで感染予防に、ぜひ力を尽くしていただきたいと思います」
- また、新型コロナの定点報告数についても、全国で2週連続増えて「3.07」となり、奈良県でも前の週より増えて「2.30」になったとして、感染の「第12波」に入ったという認識を示しました。
- 一方、医薬品の不足が続いている状況については、度重なる薬価の引き下げが、製薬会社の経営を圧迫しているなどとしたうえで、国の医療政策の不備も一因ではないかと指摘しました。