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奈良のニュース
黄色でも白色でもない?! 変わったトウモロコシの収穫ピーク
2023.10.19 18:29

 天理市ではいま、少し変わったトウモロコシが収穫のピークを迎えようとしています。


 たわわに実るトウモロコシ。そのうちの一本を収獲させてもらうと…

「すごい!濃い赤紫色のトウモロコシが出てきました。」

100年以上の歴史を持つ天理市の種苗メーカー・大和農園が開発した、日本では初めてとなる赤色のスイートコーン「大和ルージュ」です。

フランス語で口紅という意味もあるルージュには、大和を彩るという願いが込められています。

大和農園が数年前から開発を始め、天候や気候の影響に苦労しながらも2022年10月、ようやく種の販売を開始。いまでは全国で少なくとも1000軒以上の農家で栽培されるほど、人気の品種になっています。

従来の黄色・白色の実のトウモロコシと違い、夏と秋の2回収獲できるのが特徴で、ポリフェノールの一種・アントシアニンを豊富に含んでおり、シャキシャキした食感のほか、トウモロコシ本来の風味と甘みを感じられます。


開発者の一人である金子久美さんのおすすめの食べ方は、赤色を生かしたトウモロコシご飯です。

開発者 金子さんは

「(大和ルージュの)赤色を使っていろんな料理にしていただいたり、それを使って地域創生・まちおこしにしていただいたり、ブームではなく文化にするというところで、日本食文化を大和ルージュで彩られるようになったらいいなと思います。」と話しました。


大和ルージュは県内の道の駅のほか、産地直送サイトで購入できるということです。