3月7日の公開を前に 映画「35年目のラブレター」奈良でプレミア試写会
2025.01.24 18:38
- 読み書きができずに苦労を重ねた奈良の男性と、その妻との夫婦愛を描いた映画「35年目のラブレター」。3月7日から全国で公開されるのを前に、奈良市内でプレミア試写会が開かれました。
- 貧しい家に生まれて十分な教育を受けられず、読み書きができないまま大人になった奈良市の男性が、長年連れ添った最愛の妻への感謝を自分で手紙に綴り、伝えようと、定年退職後に夜間中学へ通った実話をもとに、この映画は製作されました。ロケは奈良県内各地でも行われ、この日は、撮影でお世話になった奈良の人たちに向けたプレミア試写会です。舞台挨拶には、主演した笑福亭鶴瓶さんの弟子で、作品に出演している笑福亭鉄瓶さんも登場しました。鉄瓶さんは、この物語をノンフィクション落語としてまとめ上げ、上演しています。そして、主人公のモデルとなった西畑保さんも舞台に上がり、会場はあたたかい空気に包まれました。
- 西畑保さん
- 「1人でもたくさんの人に観てもらいたいとほんまに思います。よろしくお願いします。」
- 観客は―
- 「何歳になっても挑戦すれば、なんでも夢は叶うし、やりたいこともできるんだなと、すごい元気がもらえる映画でした。」
- 「奥さんにラブレターを送りたいという、一途な気持ちがすごく伝わってくる映画でした。」
- 「私も夫を亡くして…思い出しました。(夫にラブレターを)なんか書いてみたいなという気持ちも出てきました。」
- 映画「35年目のラブレター」は、3月7日から全国の劇場で公開されます。