橿原市 宇陀市教委で個人情報流出
2023.05.15 18:55
- 橿原市、宇陀市教育委員会が15日、相次いで個人情報の流出について発表しました。
- 橿原市では、請求により情報公開したアンケートの回答に、誤って759件分の回答者の住所が含まれていたことが分かり、市が15日、会見で謝罪しました。市によりますとアンケートは、市の特産品プレゼントキャンペーンで行われたもので、情報公開請求者に回答内容が入ったファイルをメールで送付する際、観光政策課と情報公開室の確認が不十分だったといいます。二次被害は確認されておらず市は再発防止に向けより一層の情報管理を徹底したいとしています。また、宇陀市では市立大宇陀小学校で、5月10日、緊急時の児童の引き取り先についてインターネット上の登録フォームでアンケートを行ったところ、午後2時20分ごろから4時間あまり、特定のアカウントなどがあれば、16人の登録内容が閲覧できる状態だったということです。登録内容は児童の名前、緊急時の引き取り者の名前、連絡先などで、フォームの設定に誤りがあったといいます。宇陀市教育委員会は今後、フォーム作成後、複数の職員でチェックとテストなどを行うとしています。