安倍元総理銃撃事件 山上被告 2回目の公判前整理手続きに出席
2024.01.23 18:34
- 安倍元総理銃撃事件で殺人などの罪で起訴された、山上徹也被告の2回目となる公判前整理手続きが23日、奈良地裁で開かれ山上被告が出席しました。
- 山上被告は23日、午前8時25分頃に拘留中の大阪拘置所を出発し奈良地裁に移送されました。
- 大山記者
- 「午前9時26分です。山上被告をのせたとみられる車が、奈良地裁に入っていきます。」
- 公判前整理手続きは裁判が始まる前に、事件の証拠や争点などを確認するものです。
- 「現在10時30分、奈良地裁前です。関係者によりますと2回目となる公判前整理手続きは初めて、山上被告が出席のもとで行われているということです。」
- 関係者によりますと、23日の公判前整理手続きは30分ほどで終了したということです。
- 山上被告は2022年7月、奈良市で街頭演説中の安倍元総理を手製のパイプ銃で銃撃し殺害したとされます。
- 公判前整理手続きをめぐっては2023年6月、山上被告が出席して1回目が行われる予定でしたが、不審物が届き急遽とりやめとなっていました。
- その後10月に改めて行われた手続きには、山上被告は出席しませんでした。
- 弁護団によりますと、山上被告は世界平和統一家庭連合(=旧統一教会)の解散命令請求の時期と重なっていたことから「関連づけて報道され騒ぎになることを避けたかった」と話していたということです。
- 23日奈良地裁では金属探知機が設置されるなど、厳重な警備体制がしかれる中手続きが行われました。
- 奈良地裁によりますと、次回の公判前整理手続きの期日は未定だということです。