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奈良のニュース
緊急消防援助隊 奈良県大隊の1次隊が帰任
2024.01.04 18:07

能登半島地震を受けて、現地へ派遣された緊急消防援助隊の奈良県大隊の1次隊が、4日、帰任しました。


奈良県大隊の1次隊は、地震が発生した1日に出発して石川県輪島市で活動し、先遣隊を含むあわせて123人が無事に帰りました。そして、奈良市消防局では、25人の隊員の帰任式が行われました。


現地では、崩れた道路や垂れ下がった電線、道をふさぐ瓦礫や大木などで思うように活動場所へ進めなかったといいますが、1次隊は限られた時間の中で11件の救急出動や15件の捜索活動などにあたりました。奈良市指揮隊長を務めた奥西健児さんは現地の様子を振り返り…。

奈良県大隊 奈良市指揮隊長 奥西健児さん

「余震が数回起こっていたので、倒壊したビルの下で活動する(他県の)隊員を見かけ、身の危険を感じたのが正直なところです。」


その上で、自分の指揮下にある隊員たちを現場に投入する際、どうすれば安全を守れるかなどを考えながら活動したと語りました。被災地では現在、奈良県大隊の2次隊が活動を展開しています。