約50年前に双方向の放送サービス 企画展「ハイオービスの歴史」
2024.05.28 19:27
- 世界で初めて双方向の放送サービスなどを実施したプロジェクト「ハイオービス」の実験が50年近く前に生駒市で行われました。その実験を振り返る企画展が開かれています。
- 1978年、東生駒エリアの156世帯で光ファイバーを使った放送システム「ハイオービス」の実用化実験が行われました。今回の企画展では、視聴者が番組にリモート出演するなど双方向にやりとりできたことや視聴者が好きなタイミングで番組を視聴できるオンデマンド機能があったことがわかります。実験は1986年に終了しましたが、その成果は今も生かされているといいます。
- 生駒ふるさとミュージアム学芸員・吉田豊さん
- 「いま生活に定着しているケーブルテレビやインターネット配信の実験が生駒でやっていたということを皆さんに知っていただきたい。」
- この企画展は6月11日まで生駒ふるさとミュージアムで開かれています。