法華寺 古代ひな人形展
2023.03.07 18:35
- 皇室や公家ゆかりの人形などが展示された「古代ひな人形展」が今、奈良市の法華寺で開かれています。
- この人形展は、ひな会式で知られる法華寺で毎年開かれているもので、境内の東書院には大小合わせておよそ100体の人形が並べられています。
- 法華寺は光明皇后によって開かれた尼寺で、皇族などが寺の代表である門跡を務めてきました。展示された人形は、皇族や貴族から、幼くして寺に入った子や孫のために贈られたものです。
- 江戸時代、東山天皇から贈られたものや、前の門跡が好んだネコにちなんで作られたという可愛らしい人形などもあり、訪れた人はバラエティ豊かな人形を楽しんでいました。
- また、境内の華楽園ではしだれ梅が咲き誇り見ごろを迎えています。
- 「古代ひな人形展」は、3月14日まで開かれており、梅の見ごろもその頃まで続くということです。