県内路線バス初 奈良交通がEV(電気)バス導入
2023.02.20 19:04
- 奈良交通は環境にやさしい電気バスを導入することになり、運行開始に先立ち、きょう、試乗会を開催しました。
- 車体の長さおよそ7メートル、幅およそ2メートルの小型バス。奈良交通は脱炭素社会に向けた取り組みの一環として、奈良県と連携し、走行時にCO2などの排気ガスを出さない電気バスを路線バスとして初めて導入します。
- 記者
- 「バスの乗り心地ですが、ディーゼルエンジン特有の振動は全くありません。また、座席にはUSBのコンセントがあり、スマートフォンなどの充電に利用できます。」
- 奈良交通 広報担当 大川真由子さん
- 「おととし12月にEVバスの実証実験を行い、お客様からのアンケートで好評だったため、なるべく早く本格的導入ができるよう取り進めました。今後もEVバスの導入を前向きに考えていきたいと思います。」
- この電気バスは、一度の充電でおよそ200キロの走行が可能で、今月25日から奈良公園周辺などで運行されます。