警報レベル上回る定点あたり４１人 インフルエンザ 感染拡大続く
2023.11.24 18:32
- 県内ではインフルエンザの感染拡大が続いており、一部の地域では１医療機関当たりの報告数が警報の基準である３０人を上回りました。
- 県によりますと、１１月１９日までの１週間で県内の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者の数は、定点あたりの平均で２１．９６人となり、前の週の約１．５倍に増加しました。地域別では、中和地域の旧葛城保健所管内が定点あたり４１人で、警報の基準である３０人を大きく上回りました。これに続くのが中和地域の旧桜井保健所管内で、定点あたり２６．５５人。また、郡山保健所管内は前の週の約１．８３倍に増加するなど、県内全域で感染が拡大しています。県では注意報を継続し手洗いなどの基本的な感染対策を心掛けるよう呼び掛けています。また、咽頭結膜熱、いわゆるプール熱も定点あたり５．２６人と警報レベルの目安である３人を大きく上回る状況が続いています。新型コロナウイルスは前の週とほぼ同じ、定点あたり１．９１人でした。
