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奈良のニュース
能登半島地震 被災地へ派遣のJMAT奈良が活動報告
2024.02.15 18:24

 県医師会が15日会見を開き、能登半島地震の被災地に派遣した災害医療チーム「JMAT奈良」の活動報告を行いました。


 県医師会では、医師、看護師、調整役からなる「JMAT奈良」を、1月中旬から石川県へ派遣しています。


会見では、穴水町や輪島市、金沢市などで活動した医師が、避難所や施設を巡回して感染症を流行させないためのゾーニングの指導や、往診を行ったことなどを報告しました。また多くの避難者が集まる金沢市内では、避難所に複数の医療チームから状況確認の連絡が入るなど、行政との情報共有が十分できていなかったことが紹介されました。安東範明会長は、派遣した医師らからの報告をマニュアルに反映させ、災害時の医療体制の充実に取り組むとしました。また被災地では、機動力がある医薬品の供給車両「モバイルファーマシー」や、病院や避難所での診療を補助する「医療コンテナ」が活躍しているとし、整備が行き届いていない奈良にもこうしたものを備える必要があるとして、県に働きかけていく方針を示しました。

県医師会 安東範明 会長

「将来、奈良県が被災地になる可能性は本当にありますので、その時にすぐしっかり動けるために、いろんな準備をしていきたいと思います。」


このほか県内では新型コロナやインフルエンザなどの流行が進み、特にインフルエンザはB型の感染例も増えて再び警報レベルに達し、近畿でもワーストの流行になっているとして、感染症対策の徹底を改めて呼びかけました。