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奈良のニュース
ユーモラスな妖怪書画の世界へ 書家・逢香さん個展
2024.10.18 18:34

 妖怪書家という風変わりな肩書きで活躍する、書家の逢香さんの個展が東大寺観音院で開催されています。


 奈良を拠点に活動する、書家の逢香さん。伝統的な奈良墨を使い、独自の作風で注目を集めてきました。東大寺二月堂のそばにある観音院では今、逢香さんの個展が開催されています。妖怪や鬼など、異世界の住人たちと文字を組み合わせた作風から、逢香さんは「妖怪書家」というユニークな肩書きでも知られています。こちらは2024年の新作で、タイトルは「よくくらべ」です。「比べる」という漢字を大勢の人が力任せに「叩いて」いると、「妬み」や「怒り」が駆けつけます…。


 会場には逢香さんの活動初期からの作品が数十点並んでいるほか、児童養護施設の子どもたちと一緒に作った、書画の作品もあわせて展示されています。

 

書家 逢香さん

「子どもたちと一緒に墨をすって、筆を持って、自分を放出するというか。アート作品を作ってもらって、私ともコラボしながら展示する。社会とのつながりというところもモットーにしていますので、そのあたりも(展示を通して)感じていただけるのではないか」


 作品展は20日・日曜日まで東大寺観音院で開催され、入場は無料です。