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奈良のニュース
御所実フェスタ2023 御所実ラグビー部が地域に恩返し
2023.12.12 18:10

高校ラグビーの強豪・県立御所実業高校ラグビー部の部員たちが、地域に恩返しする催しが10日、開かれました。

「おはようございまーす。」


子どもたちを出迎えるのは、花園準優勝4回の強豪・御所実業高校ラグビー部の部員たち。「御所実フェスタ」は、大和高田ロータリークラブが主催、部員たちはフェスタの運営や準備を全て任され、県内外から集まった約800人もの子どもたちをもてなします。まずはウォーミングアップで一緒にダンスを踊り、距離を縮めます。

バックスリーダー・大久保幸汰 選手

「盛り上げるということを意識しています。自分たちで全員を楽しませてあげる、自分たちも一緒に楽しむことを意識しています。ラグビーはチーム競技なので、仲間と一緒にラグビーをする楽しさを中学生や小学生に分かってほしいです。」


毎年夏には全国の高校が集まる大会を運営し、この時期には小中学生にラグビーの魅力を伝えている部員たち。ラグビー教室では、練習に鬼ごっこの要素を取り入れたり、1人の高校生を何人で倒せるか試してみたりするなど、様々な工夫が盛り込まれました。

こどもたちは―

「めちゃくちゃ楽しかったです!」

「僕は御所実の高校生のお兄さんたちがとてもやさしく教えてくれて、すごく楽しい練習でした。」

「(高校生になって)また、ここに帰って来られたら、帰ってきたいです。」


この他、トークショーでは花園で初の準優勝を果たしたOBや、開幕したばかりの国内最高峰のリーグワンで活躍する選手らも駆けつけ、世界クラスの選手と戦う心構えなどを説きました。

花園近鉄ライナーズ・竹田宜純 選手

「本気で相手にぶつかってやって何が足りないかというのも、後から反省できると思うので、(タックル)1本1本、1つ1つのプレーを全力でするように意識しています。」


また来年、御所中学校のOBが新たなラグビースクールを市内に設立するプランも披露され、ラグビーのまち・御所の熱気は子どもたちにも十分に伝わりました。