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奈良のニュース
「確認で…」教諭が水着の児童を撮影 県教委 天理市立小学校の校長を文書訓告処分
2023.06.22 18:39

 天理市立の小学校で水泳の授業の際、水着がルールに違反していないか確認するため教諭が女子児童を撮影し、SNSで同僚に送信していたことがわかり、県教育委員会は22日付でこの学校の校長を文書訓告処分としました。


 処分を受けたのは59歳の女性校長です。県教育委員会によりますと、この学校ではプールの老朽化に伴い、今年度大和郡山市にある「スイムピア奈良」で水泳の授業を行っていて、安全上の理由から、スカート型の水着を禁止する学校独自のルールを設けていたといいます。

6月13日の授業で、30代の女性教諭はルールに違反していないか確認するため、5年生の女子児童の水着のスカートをめくって、至近距離から撮影し、その画像を学校にいる体育主任の男性に送信したといいます。

撮影された女子児童が「翌日学校に行くのが不安」と保護者に相談したことから問題が発覚したということです。


天理市教育委員会 伊勢和彦教育長は

「サポートのものが「写真を撮っといたら」と言って「女同士やからええやろ」という言葉がけをして、前のスカート部分をめくっておへそより下、膝より上の部分を写真に撮って、男女を問わず水着の写真を撮るということは許容されるべきではない。」と話しました。


また5月23日の授業でも別の教諭が同じ理由で、2年生の女子児童3人を撮影していました。県教育委員会は、校長が撮影を容認していたこと、水着のルールの周知が曖昧で、混乱を招いたとして6月22日付けで文書訓告処分としました。


なお5年生児童を撮影した女性教諭は教育研究所で研修を受けているほか、関わった教諭については、天理市教育委員会の定例教育委員会で処分内容などを決めるということです。