大和郡山市議会 県域水道一体化事業への参加を可決
2023.03.13 18:39
- 県と市町村などが進める県域水道一体化について大和郡山市議会は、13日の本会議で、事業への参加に向けた議案を、賛成多数で可決しました。

- 県域水道一体化は施設の老朽化などへの対策として県内市町村の上水道事業を企業団にまとめ、統合するものです。大和郡山市は、事業への参加を巡り当初、運営主体である企業団に引き継がれる資金配分のルール化や昭和浄水場の存続などをもとめ、オブザーバー参加にとどまっていましたが、参加条件が改善されたとして2022年、上田市長が一転して参加を表明しました。そして、2月22日から始まった市議会で水道一体化事業の参加に伴う議案を審議し建設水道常任委員会では否決されたため、13日の本会議での採決の結果に注目が集まっていました。そして、賛成、反対の立場から議員が意見を述べたあと採決の結果、議案は賛成多数で可決されました。
- 上田市長
- 「途中からの(協議会への)参加ということで参加条件が変わったことについて理解をいただくのに少し時間がかかりましたけれど、こうして承認をいただいたのできょうはあくまでもゴールではなくスタートだと思っていますので、企業団の設立に向けてこの経験を踏まえた意見も協議会に申し上げながら力を合わせて進めていきたいと思っています。」
