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奈良のニュース
県立図書情報館 外国人写真家が撮った難民キャンプ写真展
2023.08.29 18:20

 世界最大とされるロヒンギャ難民キャンプを外国人写真家が撮影した写真展が、奈良市の県立図書情報館で開かれています。


 ロヒンギャとは、ミャンマーなどに住むイスラム系少数民族で宗教上の理由などで国籍が認められず、国軍から虐殺などの弾圧を受けて難民化しました。


撮影したのは、世界の紛争地で活動する写真家のアントニ―・ドートン氏とジム・マクファーレン氏です。2人は、累計100万人の難民が住むとされるバングラデシュのキャンプで子どもを中心に撮影し、その写真で県ユニセフ協会が写真展を開きました。


写真展に合わせた講演会で2人の写真家は、難民キャンプの状況などを説明しました。そして「カメラのレンズをまっすぐに見つめる子どもの目が私たちのすべきことを問いかけているように感じた」などと話し、参加者は、真摯な表情で聞いていました。


それでも多くの子どもが笑ってくれたことに私たちは、希望を持って見つめていきたいと決意を述べました。この写真展は、県立図書情報館で9月10日まで開かれます。