伐採作業中の滑落死 労働安全衛生法違反の疑い 現場責任者を書類送検
2023.06.15 19:38
- 大淀労働基準監督署は15日、5月、土木作業員が作業中に滑落死した労災事故をめぐり、林業を営む現場責任者の男56歳を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
- 事故では、58歳の土木作業員が高さおよそ10メートル、角度およそ56度の斜面上での伐採作業中に、およそ12メートル下の砂利道に滑落し死亡しました。現場責任者は、高さ2メートル以上の現場で行う作業において、装着しなければならない安全帯などの墜落防止の措置を行わないまま作業を進めていたということです。