大和茶の出来栄えを競う 奈良県茶品評会
2024.08.22 18:51
- 大和茶の出来栄えを競う奈良県茶品評会が奈良市のＪＡならけん広域茶流通センターで開かれました。
- 品評会は、大和茶生産農家の生産技術の向上を目指し毎年行われているもので奈良市東部地域と山添村から１０９点が出品されました。はじめに煎茶の外観の審査が行われ、プレートに入れられた茶葉は色の濃さや香りなどで比較された上で点数の高い順に並べられました。続いて実際に茶を淹れての審査が始まりました。
- 公平な審査のために茶葉の抽出時間は５分間と定められていて茶の色や香り、味などが審査されました。今年は、春先に冷え込んだものの遅霜の被害も少なく出来栄えは上々だといいます。生産者の高齢化や肥料の高騰など課題は山積していますが、審査員は、大和茶の発展を目指して審査に真剣に取り組んでいました。
