第105回 全国高校野球選手権記念大会 1回戦 大接戦の行方は…? 智辯学園×英明
2023.08.07 18:38
- 阪神甲子園球場で開催されている、第105回全国高校野球選手権記念大会。奈良代表の智辯学園は7日、香川代表の英明と対戦しました。
- 奈良大会チーム本塁打は12本。強打・智辯学園に対するは、安定感のある投手陣を中心に粘り強く接戦に強い英明です。1点を追う智辯学園は2回、ヒットで出たランナーを1塁に置き、チーム1のバッティングセンスを誇る5番・川原崎。
- 同点に追いつき、さらにキャプテン高良の犠牲フライで1点を加えます。しかし、英明に逆転を許した智辯学園は4回。内野安打と、相手のミスなどでノーアウト満塁のビッグチャンス。
- 9番・西川のタイムリーで、同点に追いつきます。さらに犠牲フライで4対3、智辯学園が再びリードを奪います。とってとられてのシーソーゲームとなったこの試合。
- 英明は続く5回。9番・下村、1番・鈴木の連続タイムリーで、智辯学園のエース・中山から3点を奪います。
- 何とか自慢の打線で流れをつかみたい智辯学園は6回。ノーアウト2塁・1塁で、奈良大会4ホーマーながら、7日はここまでノーヒットの1番・松本。さらに、2番・山家もダブルプレーに倒れ、このチャンスを生かせません。
- しかし8回に相手のミスで1点差につめより、迎えた9回でした。この回先頭の6番・知花が3ベースヒットで出塁、望みをつなぎます。その後1アウト満塁となり1番・松本の打席で、押し出しフォアボール。智辯学園が土壇場で同点に追いつきます。
- 試合は延長10回、タイブレークへ突入。先頭の池下が落ち着いて送りバントを決め、1アウト2・3塁とサヨナラのチャンスを作ると、5番・谷口。
- 技ありのスクイズ。これぞ智辯学園の執念。執念で接戦を勝ちきり、2回戦進出です。
- 智辯学園の2回戦は大会8日目=8月13日の予定で、愛工大名電と徳島商業の勝者と対戦します。