息子の口におしりふき押し込む 弁護側は傷害罪について争う姿勢示す
2024.12.04 18:32
- 当時生後2カ月の息子の口におしりふきを押し込んだ傷害の罪に問われている男の裁判が4日、奈良地裁で開かれました。弁護側は傷害罪について争う姿勢を示しました。
- 起訴状などによりますと橿原市の会社員東宗也被告、29歳は2024年9月4日の夜、自宅のベビーベッドの中にいた当時生後2カ月の息子の口におしりふきを押し込む暴行を加えたとされています。
- 奈良地裁で開かれた4日の初公判で東被告は「おしりふきを入れたことは間違いありません。」とする一方「自分の息子を傷つけようと思って入れたわけではありません」と話しました。検察側は「被告は口の中におしりふきを入れたら静かになると考え、口の中に押し込んだ。被害者は低酸素脳症の傷害を負い意識が回復する可能性はない」と指摘しました。
- 一方弁護側は、「おしりふきを入れたのは泣き止んでほしいという気持ちから。傷害を負わせようとしたわけではない」と主張しました。
