天理大学創立100周年記念 企画展 「絆 ヒトとヒトをつなぐモノ」
2025.04.21 19:09
- 人の絆をテーマにした企画展が、天理大学附属天理参考館で開かれています。

- 人と人が出会い、関わりを深めながら絆がうまれる。天理大学の創立100周年を記念した企画展は、絆がコンセプトです。会場では、結婚の際に新郎新婦が交わした品々や、子どもを授かり、健やかな成長への祈りを込めたもの。2人が横並びで乾杯し、一緒に酒を飲み干すための器や、茶道と同じような「もてなし」の心で客人とコーヒータイムを楽しむのに使われたポットなど、様々なコミュニケーションの場で活躍した世界各地のモノが展示されています。

- 戦後間もないころ、ブラジルの日系人たちが日本に向けて支援物資を送ったことを示す書類は、遠く離れた母国との絆を感じさせます。
- 5メートルあまりもある円形の家系図は、モンゴル帝国の初代皇帝、チンギス・ハーンの子孫にあたる男性を中心に、300年あまりにわたり、14世代分、およそ1万2000人の名前が放射状に書き込まれています。

- 展示物それぞれに絆のストーリーがあるこの企画展は、6月2日まで開かれています。