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奈良のニュース
ロンドン五輪金 プロでも世界王者 ボクシング村田選手が引退表明
2023.03.28 18:53
 日本人で初めてオリンピックとプロの両方でボクシングの頂点に立った奈良県出身の村田諒太選手が28日、東京都内で記者会見し現役引退を表明しました。

 

 奈良県出身の村田諒太選手は2012年のロンドン・オリンピックでボクシングの日本人で48年ぶり2人目となる金メダルに輝きました。2013年8月にプロデビューし2017年10月にはWBA=世界ボクシング協会のチャンピオンとなりました。しかし去年、カザフスタンの選手に敗れ先月、事実上の引退を表明していました。記者会見で村田選手は「これ以上、ボクシングに求めるもの、ボクシング界にできることが見つからなかった」と述べました。

引退を表明 村田諒太選手

「ボクサーとしては引退ですが、これは引退という名のスタートだと思っています。競技だけが人生ではないということを示すことによって、これからのボクサーだけではなくアスリートに対しての良いロールモデルになれれば自分自身の存在価値もあるかなと思いますし、目指すべき未来がそこにあるかなとと思います。」