大阪・関西万博に向けて 県・市町村長サミット 開催
2023.07.11 17:59
- 県・市町村長サミットが桜井市で開かれ、2025年に開催される大阪・関西万博を好機とした県内の観光振興について話し合いました。
- 山下知事が就任して初めての開催となるサミットには、県内の市町村長などが出席しました。山下知事は「万博に来られる人が1人でも多く、奈良に足を運んでもらえるよう、しっかりと準備をして観光誘致に努めたい」と挨拶しました。そして、講演を行った大阪観光局理事長の溝畑宏さんは歴史・文化・伝統など大阪にはない、奈良のポテンシャルを生かしたPRで関西全体を盛り上げたいと話しました。
- そして、奈良市出身の映画監督で万博のテーマ事業プロデューサーを務める河瀬直美さんは、十津川村の廃校となった中学校校舎をパビリオンに使用し、村の先人たちの記憶を万博で紹介したいと訴えました。なお県は、7月18日付で県庁に万博推進室を設置するほか、山下知事は10月から県の職員を大阪観光局に派遣することを明らかにし、大阪と奈良の観光戦略の橋渡しになればと話しました。
- 山下知事
- 「海外から来る人は大阪だけにとどまるわけではございません。当然京都や奈良に足を運びますから、関西が連携していくことで様々な効果があげられると両府県で連携協力して観光に力入れていきたい。」