新型コロナ報告数5週連続で増加 ヘルパンギーナは警報
2023.07.07 18:32
- 奈良県の新型コロナウイルスの感染報告数が5週連続で増加していることが分かりました。また、夏かぜの1種、ヘルパンギーナの感染報告も増加し警報の基準を超えました。
- 県によりますと6月26日からの1週間で県の指定医療機関55カ所から報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で7.89人となり、5週連続で増加しています。保健所別では旧葛城保健所管内が10.60人で最も多く、吉野保健所管内が9.17人で続きます。県では今後、感染報告が急増に転じないよう基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。また、乳幼児がかかりやすい夏かぜの1種、「ヘルパンギーナ」の感染報告が県内の1医療機関あたりの平均で6.47人となり警報開始の基準6.0人を9年ぶりに上回りました。
- 旧葛城保健所管内では4週連続で警報の基準を大きく上回るなど奈良市以外の全地域で報告が増加しており、注意が必要です。