喜光寺 秘仏・宇賀神像を公開
2025.01.02 16:48
- ことしは巳年。奈良市にある喜光寺では、ヘビの姿をした秘仏・宇賀神像が公開されています。
- グルグルと、とぐろを巻いて佇む宇賀神像。頭は人、体はヘビの姿をした弁財天の化身で、幸福を祈る人に多くの力を授けると言われています。
- 奈良時代に建立された喜光寺は、時代が移ろう中で荒廃しますが、鎌倉時代の僧・叡尊が復興させ、境内に弁天堂を建てた際にこの像が安置されたといいます。以来、多くの人の信仰を集める宇賀神像。2日は新年のおまいりに訪れた人たちが手を合わせ、一年の幸せを祈りました。
- 訪れた人は「八十路を歩いておりますので、このまま元気に頑張りたいと思っております」「頑張って、もうちょっと元気でいけたらと思っています」「バスケットボールをやっています。ことしの大会で優勝したいと思います」「家族全員、元気で健康で生き抜けるようにおまいりしてきました」などと話しました。
- また、喜光寺の副住職・小林澤應さんは「今年は巳年ですから、宇賀神様の福徳円満。みんなが幸せになっていただけるような、そういうご功徳をお受けになっていただけたらありがたいなと思います」と話しました。
- 宇賀神像は1月15日まで公開されています。