2022年度高齢者虐待の状況 介護施設の職員による虐待4件
2024.01.25 18:11
- 2022年度、介護施設の職員による高齢者虐待は、4件確認されたことが県のまとめで分かりました。
- 県によりますと、2022年度、市町村に寄せられた高齢者の虐待に関する相談や通報は307件で、このうち127件を虐待と認定しました。介護施設の職員による高齢者虐待の件数は4件で前の年度に比べて2件減少しました。虐待の種別では、暴力などによる身体的虐待が6件、脅しや暴言といった心理的虐待が3件となっています。また、世話をしている家族や同居人などによる虐待は123件で、前の年度に比べて7件減少しました。このうち、約7割にあたる91件が身体的虐待だということです。虐待者の続柄は「息子」が最も多く、次いで「夫」「娘」となっています。
- 県では「高齢者への虐待について気付いたことや悩んでいることがあればお住まいの市町村に気軽に相談してほしい」と呼びかけています。