4月の事業統合に向けて手続き進む 県広域水道企業団議会 臨時会
2025.02.20 18:52
- 2025年4月の統合を控えた県内市町村の水道事業について、統合後の運営主体となる「県広域水道企業団」が臨時議会を開きました。
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- 企業団は県のほか、県域水道一体化に参加する大和高田市や大和郡山市など26の市町村で構成されています。
- 議会では、企業長を務める山下知事から最初の年度となる令和7年度の予算や、企業団の設置に関する条例などの議案について提案説明されました。
- 出席した議員からは、能登半島地震や埼玉県で起きた道路陥没などを例に、災害に向けた取り組みなどが質問され、企業長の山下知事は、水道管の耐震性能は一定程度確保されているとしました。
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- また、国や県の財政支援を有効活用して各自治体が単独経営を続けるよりも、加速して施設の整備を進められることなど、一体化によるメリットを説明しました。
- 議案は全会一致で承認され、水道事業の統合に向けた準備は、大詰めを迎えました。