県内の小中学生 過去最少
2024.09.11 18:41
- 県内の小中学生の人数がこれまでで最も少なくなったことが文部科学省の調査でわかりました。
- 文部科学省は、学校や児童・生徒の数などを調べる学校基本調査を毎年行っています。それによりますと、2024年5月時点の県内の小学生は約6万1000人、中学生は約3万3000人で、昭和23年の調査開始以来最も少なかったことがわかりました。これは第2次ベビーブーム世代が小中学生だったピーク時に比べ半数以下となっています。このほか高校生は、全日制と定時制をあわせて約3万1000人で10年連続で減り続け、ピークだった1990年の半数近くになった一方、通信制高校の生徒数は約1万1000人で過去最多となりました。学校数でも、小中学校と全日制・定時制の高校は前年度より減りましたが、小中一貫の義務教育学校と通信制高校は増えているなど、県内でも多様な学び方が広がっていることがわかりました。