県内企業の夏のボーナス4年連続増加
2024.07.15 18:46
- 県内企業に、夏のボーナスについて調査を行った結果、平均支給予定額が4年連続で、前の年より増加したことがわかりました。
- 調査は、南都経済研究所が行ったものです。
- それによりますと、この夏、ボーナスを支給すると回答した企業は79・6%で、去年と同じ割合でした。
- また正社員1人当たりの平均支給予定額は、4年連続の増加となっており、支給予定額が前の年より「増加する」と答えた企業の割合も37・7%と、前の年より3ポイント増えました。
- ただ「増加する」理由として、「物価上昇への対応」や「従業員のモチベーションのアップ」という回答が6割近くある一方、「業績が良くなった」と答えた企業は25・9%にとどまっています。
- 南都経済研究所は「業績に関わらず、ボーナスの支給増加に踏み切る動きも見られた。
- ただ物価上昇が続く中、個人消費拡大への効果は限定的だろう」としています。