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奈良のニュース
副菜部門で全国最優秀賞　大和茶の茶殻を使ったふりかけ試食実演
2023.03.08 18:32

　地産地消の普及を目的とする料理コンテストで、最優秀賞を受賞した学生らが橿原市で受賞したレシピの実演と試食を行いました。

　

　帝塚山大学の学生３人が考えたのは、奈良の名産である大和茶の茶殻を使ったＳＤＧｓ大和茶まるごと茶殻ふりかけ。家の光協会が主催した料理コンテストの「１０分でできる副菜」部門で、全国最優秀賞に選ばれました。茶殻のほかに、皮ごとすりおろした人参とちりめんじゃこ、調味料などをごま油で炒めるだけのふりかけは、包丁を使わず誰でも簡単に短時間で作ることができます。

　

試食した人は―

「お茶をいれたらお茶殻捨てないとだめなんですけど、これだったらお茶殻も全部いただけていいなと思いました。」


　このレシピは手軽さとともに、捨てられる食材を使うことで、食材のロスを減らそうというねらいが込められていて、学生らは、ふりかけの作り方を地域の人に直接紹介していました。

帝塚山大学　秋田　果具実さん

「食品ロスっていう問題があるんですけれども、家庭でも（食品ロスの）ひとつひとつに目を向けていただいて、こうやっておいしく作れるレシピがあるんだよと知っていただきたい。」


　このふりかけは、３月１７日まで、まほろばキッチン橿原店のレストランで食べることができます。

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