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奈良のニュース
県医師会が記者会見 県内は4種類の感染症が高いレベルで流行
2023.12.21 18:38

 県医師会は21日、記者会見を開き、新型コロナなど4種類の感染症が高いレベルで流行しているとして、年末年始を前に注意を呼びかけました。


県医師会 安東範明会長

「(自分の医院で)昨日は16人の患者さんを検査し、7人が新型コロナ 5人がインフルエンザでした。」


 会見で、県医師会の安東範明会長は、奈良県では、新型コロナやインフルエンザのほか、アデノウイルスが原因の咽頭結膜熱=いわゆるプール熱や溶連菌による咽頭炎に感染した人の割合が、高いレベルで推移していると説明しました。


 また、新型コロナとインフルエンザの同時感染、いわゆる「フルロナ」の受診例や、夫がインフルエンザ、妻が新型コロナと、家庭内で同時に別々の感染症にかかった事例を報告し、発熱や喉の痛みといった症状でも、原因となる細菌やウイルスが違えば対処法が変わってくるとして、医療機関で確定診断を受けることの重要性を語りました。そして、治療薬の品薄状態が続くなか、人との接触機会が増える年末年始を迎えることから、安東会長は、その場に応じたマスクの着用やこまめな換気など、感染症への基本的な対策を徹底するよう改めて呼びかけました。