国民スポーツ大会等準備委員会 12競技で会場決定も 開・閉会式の会場未定
2023.08.31 17:32
- 2031年に奈良県で開催が予定されている、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けて準備委員会が会合を開き、12の競技で開催会場が決まりました。ただ、開会式や閉会式を行う会場については、今の段階では未定としました。
- 関係機関や団体、市町村と県が組織する準備委員会は、2021年の秋に設立され、市町村からは開催したい競技を、各競技団体からは会場の希望をそれぞれ聞き取り、会場選びを進めてきました。31日の常任委員会では、剣道やレスリング、相撲など12の競技で会場の案が示され、了承されました。一方、陸上競技やバスケットボールなど、全体の3分の2以上の競技会場や、これまで橿原市での開催を視野に入れてきた開会式・閉会式の会場について、山下知事は今の段階で未定と述べました。県内では全国規模の大会を開催できる施設が限られているとされ、2025年からは各競技団体による会場の視察が予定されていることから、準備委員会は、2024年度中には選定を終えたいとしています。