橋梁点検の新技術のデモンストレーション
2024.01.25 18:14
- AIやドローンを活用して橋のひび割れなどを検出する新しい技術のデモンストレーションが、25日、奈良市で行われました。
- デモンストレーションには、国土交通省近畿地方整備局や、県内の自治体職員らが参加し、小型のドローンによる点検のデモンストレーションが行われました。使われたドローンはアメリカ製で、機体の上下に配置された魚眼レンズで障害物も回避し、橋の下など狭いところでも点検作業が可能だということです。
- また、AIを使って撮影した画像からひび割れを自動検出するシステムも紹介されました。道路の橋などでは5年に1回の定期点検が定められる一方で、国や多くの自治体で予算面や人手不足など問題を抱えています。施設の老朽化が進む中で、近畿地方整備局ではこうした新しい技術が広まり、定期点検の効率化などにつながればと期待しています。