独断で通夜を受け付けず 王寺町 男性課長を降任処分
2023.08.02 18:27
- 王寺町は、町内の斎場の通夜を独断で予約できないようにしていた男性課長を、1日付けで、降任の分限処分にしたと発表しました。
- 降任の処分を受けたのは、王寺町・河合町・上牧町でつくる組合が運営する、静香苑の責任者をつとめていた51歳の男性課長です。町によりますと、課長は2023年4月以降、夜間の電話対応を1人で担うようになったことから、私用で対応できない場合に予約システムを操作し、7月上旬までの月に1回から2回、通夜を受けつけないようにしていたということです。夜間の電話対応をめぐっては、現在は町の宿直室が連絡先になっており、警備員から連絡を受けて、複数の職員が対応する体制になっているといいます。平井町長は、再発防止に万全をつくし、信頼の回復に取り組むとコメントしています。