大安寺「竹供養」
2023.06.23 18:40
- 奈良市の大安寺で古くから日本人の生活に恩恵を与えてきた竹に感謝する「竹供養」が行なわれました。
- 竹供養は、古来、中国で竹を植えるとよく育つと言われている6月23日の竹酔日に毎年営まれています。本堂では、奈良時代に光仁天皇が大安寺の竹を使って酒を飲んだことで、病弱だった身体が良くなった故事にちなみ、無病息災を願う「がん封じ」の祈祷が行われました。そして境内では、笹娘が祈祷された青竹の杯に酒を注ぐ笹酒のふるまいも行われ、参拝者は味わいながら健康長寿を願っていました。
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- 参拝者は―
- 「大変美味しかったので身体に良いかなと思って。」
- 「3年前にがんになりまして病気をして再発しないように毎年お参りにきています。また1年健康でいられると思います。」