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奈良のニュース
日本聖公会 八木基督教会 県指定文化財の指定書伝達式
2024.07.26 17:50

 県の指定文化財となった橿原市内の教会で26日、指定書の伝達式が行われました。


 この教会は、橿原市南八木町にある日本聖公会八木基督教会です。祈りを捧げる会堂と、家具、それに正門が2024年3月、県の指定文化財に指定され、26日は橿原市の亀田市長が、管理する主教に指定書を手渡しました。




 1936年=昭和11年に建設された会堂は、ロマネスク建築の様式を取り入れながら2階に和室の桟敷席がある和洋折衷の造りで、橿原市内の建造物が県指定文化財に指定されたのは34年ぶりです。

日本聖公会京都教区 主教 高地敬さん

「(文化財の)指定を受けることで、本当に大事にしていかなければいけない建物なんだと、改めて思わせていただきました。」


橿原市 亀田市長

「歴史を振り返るのにも非常に意義のあることだと思いますので、県とともにこの建物を守っていくことを、皆さんとともに取り組んでいきたいと思います。」