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奈良のニュース
官製談合防止法違反で三郷町長が在宅起訴 町職員なども在宅起訴
2023.12.21 18:55
 三郷町が発注した公共工事の入札に関する情報を事前に漏らしたとして、大阪地検特捜部は21日、三郷町の森町長(64歳)を在宅起訴しました。また、町の環境整備部長ら3人も在宅起訴しました。


 起訴状によりますと、森町長は2020年10月に開札が行われた町立保育園の建て替え工事に伴う一般競争入札で、事前に特定の企業の代表取締役に設計金額を漏らしたとされています。


 この他にも環境整備部の水口洋司部長(54歳)は、3件の公共工事の入札に先立ち技術提案書の提出業者を、都市建設課の山崎充弘課長(53歳)も2件の公共工事の入札に先立ち技術評価点の状況などを同じ会社役員の男に漏らしたとされています。大阪地検特捜部は2023年10月、役場などを家宅捜索し、森町長も任意で聴取を受けていました。

在宅起訴を受けて森町長は報道陣の取材に―

「町民のみなさまにご心配をおかけしたこと、お騒がせしたことを深くお詫びしたいと思います。すみませんでした。本来ならば、公正・公平な町政を志し、町職員を監督すべき立場の私自身が今回の事態を招いたことについて、きわめて重い責任を痛感しております。」


 森町長は法律違反と理解していたと起訴内容をおおむね事実と認めた上で、起訴状を見て進退を判断し、記者会見を開くとしています。