ビンテージカー売る気ないのに代金だまし取ったとされる 詐欺の罪 男は初公判で起訴内容を否認
2023.11.08 19:29
- ビンテージカーを販売する意思がないにも関わらず、代金の一部をだまし取ったとして詐欺の罪に問われている男の初公判が8日、奈良地裁で行われました。男は起訴内容を否認しています。
- 起訴状などによりますと、奈良市に住む坂本清二被告(63)は、中古車販売店を経営していた2020年4月から5月までの間、日産スカイライン、通称ハコスカ1台を販売する意思がないにも関わらず男性から頭金として現金100万円をだまし取ったとされています。
- 8日、奈良地裁で開かれた初公判で坂本被告は「だますつもりでお金をもらったのではありません」と起訴内容を否認。検察側は「坂本被告が600万円で販売するといい、頭金100万円をだまし取った。返金など対応を求める被害者に対し、音信不通になった」などと主張しました。次回の裁判は2024年1月18日に開かれる予定です。なお、坂本被告はほかにも破産法違反の罪でも起訴されています。