県内初 40代男性のサル痘感染を確認
2023.05.12 18:21
- 県は12日、県内初めてとなるサル痘の感染を確認したと発表しました。
- 「県内の医療機関から保健所の方に、サル痘疑いの患者の報告がありまして、県保健研究センターで検査した結果、きのう県内で1例目となるサル痘の陽性患者が確定しました。」
- 県によりますと、患者は県内に住む40代の男性で体調不良を訴えて奈良市内の医療機関を受診しました。発熱、発疹、のどの痛みなどの症状がありますが、容体は安定しているということです。海外渡航歴は無く県では感染経路を調べています。
- 厚生労働省によりますと、国内では去年7月からこれまでに127例の感染が確認されているということです。県では「過剰に心配することなく発熱・発疹といった症状がある場合はマスクを着用するなどして医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。