ビンテージカーの販売めぐり 詐欺罪など問われた男 懲役5年実刑判決
2025.04.24 19:00
- ビンテージカーの販売をめぐり、詐欺の罪などに問われた男の裁判で、奈良地裁は24日、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
- 判決などによりますと、奈良市の元中古車販売店経営の坂本清二被告65歳は、販売する意思がないにもかかわらず、被害者からビンテージカー購入の頭金などを騙し取ったほか、預かっていたビンテージカーを売却する目的で横領したとされています。
- これまでの裁判で坂本被告は、一部の起訴内容について「被害者を、だますつもりはなかった」などと否認していました。
- 24日の判決で奈良地裁の岡田卓裁判官は、「被害者らの信頼につけこんだ巧妙かつ悪質な犯行」で被害金額の合計が、約4600万円と高額であると指摘し、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
- なお、坂本被告は控訴する意向を示しているということです。